- 第1-1章 (7/16) -
|
- マリアの提督日誌 -
| |||
ソリス「私はマリアが商会に入る以前からずっとアフリカ大陸の方へ船を出していたんだ。」 私「そうなの。じゃあ今はたまたまリスボンに戻っていたということなの?」 ソリス「今回はマリアの歓迎会があるという話を聞いて、リスボンに戻って来たんだよ。 主催のロハスが「戻って来い」とうるさく言ってね。」 私「そうだったんだ(笑) 私の歓迎会のためにわざわざ戻って来てくれたなんて、 ありがとうございました。」 ソリス「いやいや、私もゆっくり休むことができたから、いい機会だったよ。 まぁそれで、マリアのところに改めて挨拶に行こうとしていたのだけど、 次の出航に向けての準備や調整でなかなか時間が作れなくてね。 そこでマリアの方から来てくれて、嬉しかったよ。」 そんな風に言ってくれて嬉しかった。私も来たかいがある。 |
しばらく話をしているとロハスの話題になった。 ソリス「私はロハスと昔からの友人でね、 ロハスは昔っから酒が好きなんだ。 たまには晩酌にでも付き合ってやって、 少しは控えさせるようにしてほしい。 晩酌自体はやめないだろうから。」 まぁ、ロハスは歓迎会を開いてくれたってこともあるし、 1回くらいは付き合ってあげてもいいかな。 ソリスとのお昼ご飯を済ませた後は、 また勉強に勤しんだ。 | |||